現在私はiDeCoで個人拠出分を上限の23,000円としていますが、よくよく考えるとiDeCoは事業者拠出分もあり、自分の経営している会社から拠出を追加すると良いのではないかと考えました。
iDeCo+で追加できる拠出金
制度を確認したところ、iDeCo+の事業者拠出は以下のように設定ができることがわかりました。
- 5,000円から23,000円で設定可能
- 個人拠出以上に事業者拠出をすることもできる
- 個人拠出をゼロにすることはできない
事業主拠出分は全額損金にできることもあり、拠出金は上限いっぱいまでいきたいので、月に23,000円を追加で拠出できます。
個人でも23,000円/月を拠出しているので、合計すると拠出金は46,000円/月まで増えることになります。
iDeCo+で拠出金を追加することの資産への影響
現時点でiDeCoの残高は470万円で、これまで通り23,000円を拠出し続けると、60歳時点で約4,000万円の残高が積み上がることになります。
- iDeCo残高:470万円
- 60歳時点の残高(23,000円/月を拠出):4,080万円
- 60歳時点の残高(46,000円/月を拠出):5,700万円
これを月46,000円に増額すると、60歳時点の残高は5,700万円まで増えることになります。
さらにiDeCoは65歳まで拠出ができるので、最大65歳まで拠出したとすると、月23,000円拠出で5,900万円、月46,000円拠出で8,400万円まで資産が伸びることになります。
- 65歳時点の残高(23,000円/月を拠出):5,900万円
- 65歳時点の残高(46,000円/月を拠出):8,400万円
以前の記事で老後資金は公的年金を考慮すると約3,800万円で良いことがわかりましたが、その必要額を大幅に上回ることがわかります。
これだけあれば、老後はかなり余裕のある生活ができることがわかり、何かお金を使ってやりたいことができるかもですね。
iDeCo+の手続きの流れ
- 事業者の事前登録
- 届出書類の提出
iDeCo+の手続きは事業者を事前登録をした後、対象者や拠出金等を届出書類で提出することで拠出が開始されます。
なお、届出書類の提出は初回引き落とし予定月の前々月20日までに行う必要があります。
仮に、7月から引き落としを開始したい場合は、5月20日までに書類提出が必要なことがわかりますね。
私は早速事前登録をしてみましたので、7月くらいには拠出金を追加できるとよいなと。
かなり老後資金が強化されるので、今から準備するのが楽しみです。
ではでは
8/15追記:
手続きを進める中でぶつかったことがあったので、記事化しました。。