今日は5月の権利確定日ということで、先日記事にした株主優待のタダ取り投資を実践してみました。
ただ・・・結果としては失敗だったかなと。
株主優待のタダ取り取引で失敗したポイント
株不足で一般信用の売りができなくなっていた
まず、一般信用の売りをしようとした時に、売建できる株が株不足で一般信用の受付が不可となっていました。
なので、優待タダ取りの肝となる一般信用の売りができませんでした。
私の場合3201の日本毛織の優待を取ろうと、現物はGMOクリック、信用はSBIで売建して取引しようと思っていました。
ですが、実際に信用の売りをしようとしたら、受付不可でエラーとなってしまいました。。
SBI、カブコム、松井すべてで取引ができず、呆然としました^^;
よく見ると、SBI証券の株価情報画面には、一般信用取引の売建受注枠というものがあり、×の表示がされていました。
■SBI証券の一般信用取引の売建受注枠
他の証券会社でも同様の記載がありましたが、すっかり見落としていました。。
よくよく調べてみると、株主優待のタダ取りが可能な銘柄の場合、信用売りへの注文が殺到するため、株不足に陥りやすく、当日の昼などには注文できないということのようです。
人気銘柄の場合、貸株料がかかるのを覚悟の上で数日前から両建てをしておく必要があるようです。
権利確定日のお昼くらいに注文を出そうと思った私が甘かったようですね^^;
一般信用ができないことがわかりましたが、せっかく準備もしたので、最初だけ制度信用を使ってタダ取りをすることにしました。
取引開始のタイミングのミス
現物買いと制度信用の売りで優待タダ取りに挑んだのですが、取引の際に、タイミングのミスもありました。
私は優待タダ取りのため場中に現物の買い注文と信用の売り注文をほぼ同時に出しましたが、実際に約定した株価には2円の差がありました。
売りの方が約定価格が高かったので、約定価格よりも安くなれば得をして、逆に値上がりしてしまった場合は損をすることになってしまいました。
価格差は2円なので、200円の損得ではありますが、株主優待の価格もそれほど高くないので、価格差が出てしまうのは痛いです。
こちらについてもよくよく調べてみると、優待のタダ取りをしている人は現物買いと信用売りの約定価格に差が出ないよう、場がしまった後に翌営業日の「寄成」で注文を出しているようでした。
寄成で注文を出すことで、朝一(寄り)の株価で約定することになり、現物買いと信用売りで同じ株価で約定させることが可能になります。
場中に出したのは間違いだったようです。
6月の株主優待ではリベンジ
と、このように株主優待のタダ取りデビュー戦はいくつも失敗を重ねてしまいました・・・^^;
ほろ苦いどころか、かなり苦いデビュー戦となりました。。。
ですが、取引の感じはわかったので、来月こそスムーズに優待のタダ取りをしたいと思います。
6月の方が優待が多く期待できそうだったので、まずは今月経験できたのは良かったです。
来月こそは魅力的な優待をタダでゲットします( ̄^ ̄)ゞ