私は引きこもりで未婚なのですが、今日ふと結婚するなら
やっぱり共働きが良いなー
↓
それなら保育園に預ける必要があるなー
となり、ふと思いつき保育園に入れるためのいわゆる「保活」について調べてみました。
保活が気になった理由
待機児童が問題になったり、2016年の流行語大賞が「保育園落ちた日本死ね」になるなど、保育園に入れない問題は大きな社会問題になっています。
認可保育園の主なスケジュールは・・
~9月:情報収集開始
10-11月:保育園の見学
12月:認可申込締切
2月頃:結果発表
4月:入園
となるようですので、記事執筆中の今はまさに保活の結果発表の真っ盛り。
だからこの時期に保育園落ちたとか、入れたとかをブログやツイッターで見ることが多くなるんですね。
私は仕事が場所を選ばず自由なので、結婚して子供ができたら子供を育てるのに便利な地域に引っ越しても良いかなと思っています。
それで、まずは自分がこれから住むことになる墨田区が保活に有利な地域なのか調べてみました。
保活で動き出すタイミング
- 妊娠~産休中
保活で動き出すタイミングで動き出すタイミングは、ずばり「妊娠~産休中」です。
出産してから探すともはや遅く手遅れになることもあります。
上述した通り、保活の主なスケジュールは・・
~9月:情報収集開始
10-11月:保育園の見学
12月:認可申込締切
2月頃:結果発表
4月:入園
となります。
0歳時の4月クラスが繰り上がりがなく最も入りやすいと言われており、0歳時クラスに入るためには前年12月に申し込む必要があり、9月ころから情報収集や見学などをする必要があります。
仮に子供が8月に産まれたら産まれてすぐに保育園探しをはじめないといけません。
認可保育園の入りやすい地域に引っ越しなども考えると、生まれてすぐに保活のリミットが来ることも十分考えられ、産休中に情報収集をしっかり行って、0歳4月クラスの申込にあわせてスケジュールを組む必要があります。
保育園の入りやすさ
保育園には認可保育園と認可外保育園がありますが、保育料の安い認可保育園が圧倒的に人気で、認可保育園に入るために熾烈な競争や抽選が繰り広げられています。
認可保育園の中でも駅が近く便利な保育園は非常に人気なんだとか。
東京都には、認証保育園という独自の制度もあり、認可保育園の基準は満たさないものの、認可保育園との保育料の差額を1.5万円から2.5万円ほど都が補助してくれるところもあります。
認可>認証>認可外
という順で保育料が安くなるので、認可保育園にいかに入るかが保活の主な目的となっています。
認可保育園の選考基準とポイント
認可保育園は、募集数に対して入園希望者が多いと、独自の選考基準によって希望者を選考することになります。
その選考基準となるのが、親がそれぞれ働いているかやシングルマザーかどうかなどによって決まるポイントです。
ポイント制で選考することによって、より保育園が必要と考えられる家庭の子供を、認可保育園に優先的に入れることになります。
墨田区の場合は両親(保護者)の仕事(日数・時間)や状態などをもとにした「基準指数」と育休明けか兄妹が入園しているかなど特定の状況の人に加点をする「調整指数」によってポイントが決まります。
それぞれのポイントについては以下に詳細が記載されています。
で、
基準指数と調整指数でポイントが同点の場合は、
・父母の基準指数の合計
・母の基準指数
・母の働き方(外勤>内勤>内職>妊娠中>障害>介護>求職活動>職業訓練)
・父の働き方(外勤>内勤>内職>妊娠中>障害>介護>求職活動>職業訓練)
・新規申し込みかどうか
・子供の人数
・墨田区に居住している期間
・区民税の額が低い世帯
の順に比べていって、有利な家庭が優先されるということのようです。
他の区では親の収入が低い順などもあるようですが、墨田区はそれよりも働き方の方が重要なようですね。
両親共働きの言えだと差がつくのは子供の人数とか墨田区に居住している年数とかになりそうですね。
墨田区の平成29年4月入園の倍率
- 3.7倍~26.7倍
墨田区内の認可保育園の倍率を見ると、以下のようになっています。
江東橋保育園の0歳児クラスだと、募集12名に対して入園希望者106名。
倍率は8.8倍。
かなり高めの倍率ですね。。
私の最寄り駅が押上になるので、駅前で便利そうな押上保育園を見ると・・・
0歳児クラスだと、募集9名に対して入園希望者154名で倍率は17.1倍!!
やばい倍率ですね。
曳舟とかの方だと認可保育園の数が増えるからか、倍率は少し下がりますがそれでも10倍前後。
第7希望まで書いているので、実際の倍率とは違うのでしょうが、人気の保育園は激戦必須なんですねー。
墨田区の認可保育園の倍率は3.7倍から最大で26.7倍となっていました。
墨田区の認可保育園の入園決定率
- 2015年:78.2%
- 2016年:66.4%
倍率以外に、区全体で認可保育園の入園希望者のうち、何%の人が実際に認可保育園に入園できたかを示す「入園決定率」という指標もあります。
墨田区の認可保育園の入園決定率は2015年で78.2%、2016年は66.4%となっていました。
2015年は23区内で最も入園決定率が高かったようですが、その情報を受けて人が集まり、結果的に2016年は10%以上も入園決定率が落ちるという結果になってしまったようです。
1年でこれだけ状況が変わるのですから、何年も前から準備するのはちょっと早かったようですね。
ただ、墨田区が認可保育園の充実に力を入れていることは変わらないので、入園決定率が高いというイメージが薄れると70%くらいにはなるのではないかと期待しています。
いやー、それにしても保活って熾烈だなー。。
ちなみに2016年の入園決定率のランキングでは、
1位:葛飾区(81.3%)
2位:豊島区(80.7%)
3位:板橋区(75.5%)
4位:荒川区(72.6%)
5位:品川区(70.4%)
6位:足立区(68.1%)
7位:新宿区(68.0%)
8位:墨田区(66.4%)
9位:中野区(66.2%)
10位:江戸川区(62.6%)
となっており、墨田区は23区中8位という結果ですね。
墨田区の認可保育園当落ラインのポイント数
- 42点以上
墨田区の認可保育園に入園できるポイント数の当落ラインは「42点以上」となっているようです。
夫婦フルタイムで働いていると基準点が40点となりますので、調整指数で2点、できれば3点以上の加点がほしいという状況のようです。
(あくまで2016年の目安ということで、毎年変わるもののようです。)
主な2点以上の調整指数がもらえるのは以下の人です。
・育休明け(2点)
・育休中で1歳4月入園(3点)
・兄妹が同じ保育園に在籍していて新規申し込み(3点)
・認可外保育園に預けている人(2点)
育休明けの月の入園や認可外保育園に預けている人だとボーダーラインの42点となりますね。
ただ、42点の申込が非常に多いようですので、ポイント以外の勝負にならないためにももう1点なんとか追加したいものです。
ちなみに将来引っ越したいと思っている品川区の場合も42点がボーダーとなり、43点あるとかなり強いようです。
品川区は調整指数の基準が墨田区と異なるのでなんとも言えませんが、月に2万円以上の認可外保育園に入っていると加点が3になるので、結構ボーダーを超えやすいかもしれないですね。
墨田区は加点が難しいので、ポイント以外の要素で有利になるようにするのが良いのかもしれませんね。
まだ、子供がいないどころか結婚すらしてないのにこんなに調べてしまいました。。
しかし保活がこれだけ大変というのは、結婚前にわかってよかったかもしれないです。
結婚して妊娠がわかったら、保活に良さそうな地域に引っ越しましょうかね。
墨田区も品川区も十分良さそうだから、きちんと早く動くことを心がけていればどちらでも良いかもしれないですね。